バリュー株とは本来の価値から見て割安な株式のこと

出典:東海東京証券

現時点での純資産や利益によって評価される企業価値と比較して、株価が割安である状態の企業のことを指します。割安状態である理由は様々ですが、まだ投資家に注目されていないことや、今後の成長への期待が低いことが挙げられます。

 

■利点

・グロース株に比べて、リスクが低い
企業価値に比べて低い水準の株価であるため、これ以上の急激な下落が起こることはあまりありません。また、適正価格に戻るだけで株価が上昇するので、比較的低リスクで運用することが可能です。

 

■注意点

・大きなリターンは期待できない
バリュー株は投資家から注目されていない = 急成長するような分野ではない or 現在のトレンドの分野ではない ことが多く、株価の急激な上昇はあまり見込めません。また、注目されないままの状態が長く続き、停滞してしまうことも多いです。その銘柄がなぜ割安な状態となっているのかをしっかりと調査しておく必要があります。


 ■まとめ

バリュー株への投資はローリスクとされていますが、中長期的な目で企業を見極める必要があります。値動きなども地味ではありますが、長期的なパフォーマンスはとても高いです。
「成長性もあって安定しているのに割安すぎる」「事業内容は面白いし今後注目されるかも」と思える企業に投資してみましょう。

 

※投資は自己責任でお願いします