配当金(はいとうきん)は

法人の株主に分配される儲けの一部

出典:Wikipedia

株主は持ち株の数に応じて利益の一部を受ける権利(利益配当請求権)を持っています。会社の利益の状況により配当金の有無・増減が決定して、年に1回または2回配当金を貰うことができます。ただし、会社によっては利益があっても配当金を支払わない場合や利益が無くても支払われる場合があります。


■利点

・毎年配当金がもらえる
企業によって様々ですが、株価の1%~5%程度の配当金を毎年もらえます。銀行の金利などと比べても、とてもお得だということが分かると思います。また、当たり前のことですが、配当金は現金でもらえるので、様々な用途に利用できます。

 

■注意点

・権利確定日まで持つ必要がある
配当金を受け取るためには、会社が定めた権利確定日(年1,2回)に株券を持っておく必要があります。


・金額が変わることがある
会社の業績などにより、配当金が減額することや、配当金自体がなくなってしまうことがあります。


・株価が変動して損をする場合がある
配当金の利率がいい企業を選んでも、株価自体が下がって損をしては無意味です。業績が悪かったり、将来性があまりない企業の株は持たないことをお勧めします。利率だけではなく、業績なども含めた総合的な観点から慎重に企業を選びましょう。


・受け取るときに税金がかかる
配当金を受け取るときには約20%もの税金がかかります。結構大きな金額なので、このことを頭に入れておきましょう。

 

■どんな企業を選んだ方がいいの?

・業績が安定し、高配当な企業
業績が常に安定し、急激な株価の下落がおこりにくいような企業を選んだ方がいいと私は考えています。私のおすすめは、総合商社や銀行です。突然倒産するようなことは考えられませんし、配当金も高水準な企業が多いです。


 ■まとめ

年間多くても5%程度ということは、100万円分の株を買ってようやく年間5万円です。こう考えると少ないように感じるかもしれませんが、銀行に預けておくことと比べると、とても大きな違いです。そんなにお金がないという人でも、放置しておくだけで少しでもお金が入ってくることは結構うれしいものです。余剰金がある人はぜひともチャレンジしてみてください。

※投資は自己責任でお願いします